お通夜や葬儀など使用用途が限られてしまう喪服を、タンスの中にしまいっぱなしにしている方は多いのではないでしょうか。
洋装フォーマルが定番化していることもあり、もはや和装喪服を着用する機会さえないケースもあることでしょう。
そんな喪服や礼服ですが、買取に出すことで現金化できます。
この記事では、喪服買取でおすすめの業者や高価買取のコツを紹介しています。
喪服の有効活用にお悩みの方は、是非この記事を参考にして頂ければ幸いです。
この記事でわかること
- 全国どこからでも依頼できる喪服の高額買取業者とその特徴
- フリマサイトやリサイクルショップ等、他の売り方との比較及び一番おすすめの方法
- 丁寧な使用や保存、まとめ売りなど少しでも喪服を高く売るためのポイント
\出張・店頭買取の方は抽選で買取金額2倍/
引用元:バイセル
着物買取は、サービスの利用手数料が
無料のバイセルがおすすめです。
3種類の買取方法から選べる!
申込から買取成立後まで親切丁寧なフォローあり!
豊富な着物の買取実績があるから安心!
シミやシワがある着物でも査定可能!
家紋付き着物や和装小物もOK!
知識経験が豊富な査定士が対応が
1点ずつ対応してくれます。
また、2024年8月1日〜31日まで
一度に5,000円以上ご成約の方
買取金額が2倍になるキャンペーンを開催中!
大切な着物の売却先で悩んでいる方は
バイセルに依頼してみませんか。
喪服の基礎知識
葬儀などの際に着用される喪服ですが、実は喪服そのものにも種類があることを皆さんは御存知でしょうか。
喪服の種類を正確に理解していないと遺族に対して無礼とされてしまったり、常識がないと思われる原因になります。
まずは、喪服の基本的な知識について、ここで再確認しておきましょう。
正喪服について
正喪服とは、主に遺族や葬儀の主催者が着用する、格式の最も高い喪服のことを言います。
元値が張ることも多いため、喪服の中では最も高く買い取ってもらえる可能性があります。
洋装と和装、男性と女性別に見る一般的な正喪服は、以下のような着こなしが一般的となっています。
洋装 | 和装 | |
---|---|---|
男性 |
|
|
女性 |
|
|
ただし、和装については地域によって黒足袋を着用するのが一般的などの違いが見られる場合もあります。
また、女性の洋装については、正喪服ではパンツスタイルを避けるのが一般的とされています。
準喪服について
準喪服は、正喪服の次に格式が高いとされる喪服です。
親族や喪主が着ることもありますが、基本的には一般参列者が着用するものとされています。
準喪服の和装もあるものの、現代ではほとんど着用されなくなっています。
洋装スタイルで問題ありません。
男性の場合は、ブラックスーツの着用が一般的とされています。
弔事用の礼服スーツを選びましょう。ネクタイなどもすべて黒でまとめます。
女性の場合は、黒のアンサンブルやワンピース、スーツなどが主流です。
パンツスタイルも準喪服ではOKとされる傾向があります。
略喪服について
略喪服は、お通夜の参列時や三回忌以降の法事、弔問の際に着る喪服です。
喪主や遺族から「平服でお越しください」と言われた場合も、略喪服が好ましいとされます。
準喪服と同じく、洋装が主流となっています。
男性は地味目のダークスーツ、女性は黒の地味なワンピース、アンサンブルを着るのが一般的です。
男女ともに、略喪服であれば紺色やグレーの洋装もOKとされています。
最近では略喪服を着る場面で準喪服を着る方も増えていますが、状況次第で参列者側が遺族よりも格上の服装となってしまうことがあります。
そこまで気にされることもありませんが、基本的には場面にあった喪服を着ることがおすすめです。
喪服の買取需要について
喪服をできるだけ高く買い取ってもらうためにも、まずは喪服の買取需要がどれぐらいあるかについて見ていきましょう。
需要を正確に把握することで、適切に売る方法なども見えてくることがありますよ。
家紋ありでも買取してもらえるのか
家紋付きの喪服も、高価なものであれば買い取ってもらうことが可能です。
家紋とは古くから個人や家族、家柄、血統、地位の識別に用いられてきた紋章のことです。
昔の嫁入り道具や遺品などに多く見られます。
誤解されがちですが同じ苗字だからといって、その家紋入りの喪服を着ることはまずありません。
家紋そのものが違うことが多いため、家紋入りの喪服は需要がほぼないと言えます。
安価な着物の場合は、買取不可になる可能性もあります。
ただし、元が高額な喪服であれば、家紋を消して再販売する道もあります。
この場合も高価査定には期待しないぐらいの心持ちで依頼することをおすすめします。
買取対象の喪服はどんなもの?
買取対象になりやすい喪服は、未使用品を始めとした状態の良い喪服であることが多いです。
レンタル事業者の存在もあり、基本的に「和装喪服を中古で購入する」という需要は少なめです。
このことから着物の買取店やリサイクルショップであっても、喪服は買取NGとしている業者も多いです。
また、「夏物や冬物のまとめ売り」や「未使用品」といった条件付きであれば、買い取ってくれるという業者も存在します。
買取品目にあげている業者は非常に少ないため、特に地元業者などに買い取ってもらう際は、予め電話で確認しておくことも必要になります。
万が一売却できない場合はどうしたらいいのか
近年、海外で見られる着物ブームの流れを受け、喪服も海外では需要があります。
買取対象外とされてしまった喪服も、海外販路の豊富な大手買取店であれば買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
また、リメイクサービスの利用も検討の余地があります。
和装から洋装へのリメイクが可能であるため、洋装の喪服をお持ちでない方の場合は有効な処分方法になります。
喪服の集荷にも対応しているリメイクサービスもあるため、業者選び次第で気軽に喪服のリメイクを依頼できますよ。
青山などのスーツ専門店で下取りに出すことも可能
喪服が洋装の場合には、スーツ専門店の下取りサービスも利用できます。
大手のスーツ専門店であれば、お得なキャンペーンも定期的に開催されていることが多いです。
ただし、下取りは新喪服の割引としての側面が強いサービスです。
売るだけでは下取りをしてもらえないことについては把握しておきましょう。
サイズが合わなくなった等で喪服を新調する必要がある場合には、利用してみるのも一つの手段です。
喪服の買取相場はどれくらい?
ここまでの流れで、喪服が買取NGになるケースもあることをご紹介しました。
ここで、洋装と和装ごとに、喪服の具体的な買取相場について見ていきましょう。
状態が良ければ、ちょっとした臨時収入になることもあるようですよ。
洋装喪服の買取相場
洋装の喪服の場合、高いもので3千円台〜1万円程度が買取相場となっています。
最近では安価な値段での喪服購入や喪服レンタルの需要が多いため、若干抑えめな買取額になるケースが見られます。
それでも洋装の需要の多さから和装よりは高額で買い取られる傾向があります。
訃報は急であることも多いため、喪服探しで中古の洋装喪服を選ぶ方もそれなりにいます。
ただし、洋装であっても買取NGのケースもあるため、持ち込み前に買取店に確認を取ることが大切です。
和装も服の買取相場
和装の喪服の場合、高くて状態の良いもので千円〜3千円程度が買取相場となります。
安価なものや汚れがついたものについては、数百円の買取になることもザラにあります。
特にノーブランド品であれば、そもそも買取額が0となってしまうことも多いです。
和装そのものの需要が激減していることもあり、買取額が数百円でも付けば儲けもの程度に考えておくのが無難です。
しかしながら、買取額が0円の場合でも他の着物や貴金属とのまとめ売りで査定額を出してくれる業者もあります。
交渉のカードとして、他のものも可能であれば用意しておきましょう。
喪服の買取おすすめ業者5選
ここでは、喪服も取り扱っているおすすめの大手買取業者について紹介しています。
出張や宅配に対応している業者が多いため、基本的に全国どこでも利用できるサービスばかりです。
サービスごとの違いも把握して、業者選びの参考にして頂ければ幸いです。
バイセル
引用:バイセル
サービス名 | バイセル |
主な買取 ジャンル |
着物、ブランド品、時計、プラチナ、 ダイヤモンド・宝石、お酒、金券、 カメラ、楽器、ゲーム、ゴルフ用品、 アウトドア用品、レコード、家電など |
買取方法 | 店頭買取、出張買取、宅配買取 |
店舗地域 | 宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、 神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府、 奈良県 |
宅配キット | あり(無料) |
出張対応地域 | 全国 |
バイセルは、喪服も買取品目に含んでいる大手買取サービスです。
公式サイト上で喪服の買取を積極的に行っていることを明記しているため、数少ない買取額を付けてもらいやすい業者の一つと言えるでしょう。
国内だけでなく海外への再販ルートも整っているのが強みです。
シミや汚れのある喪服や小物も、バイセルであれば査定してもらえます。
出張買取にも対応してもらえるため、自宅に居ながら手軽に喪服を売ることができます。
これから喪服を売りたい方はもちろん、他社で断られた方にもおすすめですよ。
ザ・ゴールド
引用:ザ・ゴールド
サービス名 | ザ・ゴールド |
主な買取 ジャンル |
着物、貴金属、宝石、ブランドバッグ、 切手・金券、カメラ、古美術、アクセサリー、 骨董品など |
買取方法 | 店頭買取、宅配買取、出張買取、法人買取 |
店舗地域 | 全国 |
宅配キット | あり(無料) |
出張対応地域 | 全国(季節による場合有) |
ザ・ゴールドは、着物や貴金属などにおいて定番の買取業者の一つです。
喪服はお値段がつかないケースが多いようですが、専門家による正しい価値の見極めが可能となっています。
お値段がついて買取可能となるケースも0ではないため、依頼してみる価値は十分にあります。
また、ザ・ゴールドは状態が芳しくないものも積極的に査定してくれることで有名です。
他店で既に断られた着物の相談や無料引き取りの相談をしたい方は、ザ・ゴールドに依頼してみることをおすすめします。
福ちゃん
引用:福ちゃん
サービス名 | 福ちゃん |
主な買取 ジャンル |
着物、切手、ブランド品、 宝石・ダイヤモンド、食器、 時計、洋服、毛皮、お酒、楽器、 カメラなど |
買取方法 | 店頭買取、宅配買取、出張買取 |
店舗地域 | 全国 |
宅配キット | あり(無料) |
出張対応地域 | 東北、関東、東海、関西、中国、九州 |
福ちゃんは、着物の買取に定評がある大手買取サービスです。
福ちゃんでは、嫁入り道具買取の一貫として喪服の査定も行っています。
クリーニングや染み抜きといった対応力もあるため、少々の汚れやシミのある着物も福ちゃんなら買い取ってくれる可能性があります。
万が一査定額がつかない場合は、そのままキャンセルすることもできます。
利用者側は費用が一切かからないため、有力な買取先候補として福ちゃんへの依頼も非常におすすめですよ。
着物10(旧ヤマトク)
サービス名 | 着物10 |
主な買取 ジャンル |
着物、貴金属、ブランド時計、 ブランドバック、ブランド小物、 金券、宝石・ジュエリーなど |
買取方法 | 宅配買取 |
店舗地域 | 店舗買取はなし |
宅配キット | あり(無料) |
出張対応地域 | 出張買取はなし |
着物10は、ホームページ上で「どんな着物でもお断りしません」と明記している買取業者です。
着物10では、リメイク品やハギレとして喪服を再活用できる仕組みがあります。
これにより再販売向きではない喪服も、着物10であれば買取額を付けてくれる可能性があります。
和装品であればすべて買取対象であるため、喪服以外の足袋や草履といった小物も査定してもらえます。
少しでも査定額が付きそうな業者をお探しの方は、着物10に喪服の買取を依頼してみましょう。
宅配買取で場所を問わず、どこにお住まいでも査定してもらえますよ。
高く売れるドットコム
引用元:高く売れるドットコム公式サイト
サービス名 | 高く売れるドットコム |
主な買取 ジャンル |
着物、食器、家電、楽器、切手、 家具、食器、自転車、ブランド品、 鉄道模型、電動工具、 車やバイクのパーツ、美容機器、 スポーツ用品、貴金属・宝石、 釣り具、農機具・業務用機械など |
買取方法 | 店頭買取、出張買取、宅配買取 |
店舗地域 | 北海道、宮城県、埼玉県、千葉県、 東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、 兵庫県、福岡県 |
宅配キット | あり(無料) |
出張対応地域 | 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、九州 |
高く売れるドットコムは、東証に上場している大手買取サービスです。
10万種類以上の圧倒的な買取品目の多さが特徴で、不用品をまとめ売りするのに利用する人が多いです。
高く売れるドットコムは、自社のコラムメディアでも喪服の買取を行っていることをアピールしています。
喪服の正しい価値を反映した買取額を提示することを明記しているため、他社よりも買取額が付く可能性が高いです。
喪服を少しでも高く買い取ってもらいたい方は、高く売れるドットコムに申し込むことをおすすめします。
喪服の買取方法
ここでは、買取業者やフリマサイト、リサイクルショップなど、喪服の売り方について紹介していきます。
それぞれの買取手段の違いについて見ていきながら、最適な売り方を見極めていきましょう。
なかなか売れない場合でも、別の売り方を試すことであっさり喪服を処分できるかもしれませんよ。
買取専門業者
1つ目は、買取専門業者の査定に出すことです。
買取業者は、専門的な知識や経験を有した査定士が在籍していることが多いです。
相場などの根拠に基づいた査定をしてくれるため、数ある買取方法の中でも手軽に高額買取に繋げやすいところがメリットです。
最近では、店頭や宅配、出張での査定に対応しているサービスもあり、大手であればいずれの買取手段も選べることが多いです。
買取から入金までのスピードも早いため、あまり時間をかけたくない方にもおすすめの手段です。
フリマアプリ・フリマサイト
フリマアプリやフリマサイトへの出店も、選択肢に入り得るでしょう。
自分で売値を決められるため、上手く行けば高額での売却や買い手がない着物の売却もできるでしょう。
ただし、売れるにはそれなりの工夫や経験が必要になってきます。
値下げ交渉に合う機会も多く、最終的にいくらで売れるのかが非常に曖昧となりやすいです。
さらに言えば、売れるまでに時間がかかってしまうこともデメリットになります。
喪服は中古で買う人が少ないため、買い手が見つかるまで非常に時間がかかる傾向があります。
売却に手っ取り早さや手軽さを求める場合には向かないと言えるでしょう。
店舗持ち込み買取
店舗持ち込み買取は、買取業者の査定方法の一つです。
文字通り、実店舗に喪服を持ち寄って査定してもらいます。
持ち込み買取は、即日で売買成立・その場で現金受取ができるところが最大のメリットです。
査定のついでに買取店の雰囲気や展示品を確認できるところも魅力的です。
デメリットは、自分で持ち込める量に限界があることです。
特に大量の着物や不用品も一緒に査定してもらいたい場合は、持ち運べないということもザラにあります。
買取品の量が多い場合には、宅配買取・出張買取の方がおすすめです。
宅配買取
宅配買取は、ダンボールに喪服を箱詰めして送ることで査定してもらう方法です。
業者によっては宅配キットを送ってくれるところも多いため、費用負担0・準備の手間なしで済むこともあります。
基本的には自宅まで集荷に来てくれるため、家の中だけで買取を完結させることも可能です。
デメリットは、査定額の説明が聞けないケースや売買不成立時の返送料がかかるケースがあることです。
ただし、最近では1品1品の明細を見れるところや返送料すら無料のところもあります。
依頼前に業者ごとの査定の流れについて確認しておくことが大切です。
出張買取
出張買取は、自宅で査定員に鑑定してもらう買取方法です。
出張料無料かつ売買不成立時のキャンセル料も無料のケースが多いため、手軽に申し込めるところがメリットです。
査定員を家に上げることに抵抗がある場合は、玄関での査定にも応じてもらえます。
その場で現金支払いになるケースもありますが、買取額や業者によっては後日振込みとなる場合があります。
入金までのスピード感を求める場合は、事前に支払いタイミングについて確認しておきましょう。
リサイクルショップ
リサイクルショップは、場所を問わず全国どこにでもあることから持ち込みがしやすいというメリットがあります。
最寄りの対応店舗を探すのにも向いています。
ただし、大手買取店と違ってリサイクルショップは現地で売り切ることを優先して査定します。
高額査定には一番向かない方法と言って差し支えありません。
特にブランド物の喪服を持ち寄る場合は、適切な値段で査定してもらえないこともあります。
喪服自体がそこまで値段が付くものではないものの、査定額に納得がいかない場合には買取専門の業者に切り替えて査定してもらうことをおすすめします。
一番おすすめなのは出張買取
結論として一番おすすめな買取方法は、出張買取です。
店舗に行ったり配送の準備をする手間が必要なく、自宅で買取を完結させることができます。
同時刻・同場所での複数業者同時査定にも向いており、買取額がつく高価な喪服であれば相見積もりを取る価値もあります。
そこまでお値段を見込めない場合も買い取ってくれる業者をサクッと見つける手段としても、もってこいです。
大手買取店の出張エリアにお住まいの方は、是非出張買取で喪服を査定してもらうことをおすすめします。
喪服を高価買取してもらうコツ
ここでは、喪服をより高く買い取ってもらうためのコツを3つ紹介していきます。
貪欲に1つでも多く実践することで、買い取ってもらえる可能性自体も上げることが可能です。
査定額を少しでも上げたい方は是非参考にしてみてください。
なるべく綺麗に保存する
保存状態が良くなるように、喪服を丁寧に扱うことが大切です。
着物全般にも同じことが言え、高価な喪服ほどその重要度も増します。
喪服の黒い色素は、経過時間に合わせて段々と色褪せていく傾向があります。
直射日光や蛍光灯の光を避けてできるだけ劣化を遅らせるようにしましょう。
また、汗やホコリ、汚れの付着も見逃せません。
着物用のハンガーにかけて湿気を取り除くことはもちろん、染みにならない内にホコリや汚れを落とすことも大切です。
ただし、クリーニングに出すことでも喪服の状態が良くなりますが、買い取ってもらう場合は無理にそこまでする必要はありません。
買取額よりもクリーニング費用の方が高くなってしまうケースがあるからです。
クリーニングを自社や提携先でできる買取店も多いため、家庭でできる範囲の丁寧な保存の仕方であればそれで十分です。
小物も一緒に持っていく
<喪服とまとめ売りできる和装小物一覧>
- 和装バッグ
- 草履
- 足袋
- 下駄
- 反モノ
- 帯締め
- 帯留め
- 髪飾り
- 着付け小物など
喪服と一緒に上記のような小物もまとめ売りするようにしましょう。
喪服単体ではお値段がつかない場合も、小物と合わせることで査定額に色をつけてくれる業者もあります。
草履や足袋、帯、その他の着物などがある方は、それらも売りに出しましょう。
喪服関連の小物がない方の場合は、切手や貴金属、家電など、他の買取品目を合わせることもおすすめです。
買取品目の関連性に関わらず査定額をアップしてくれる業者もあるため、意外と有効ですよ。
証紙があるなら一緒に持っていく
喪服を含め、着物の中には伝統工芸品であることを証明する証紙が存在するケースがあります。
現代で言うところのギャランティカードのようなものです。
証紙のあるなしは、査定額に大きく影響するため付属している場合は必ずまとめておきましょう。
一般的には、反物の端の方にある小さな布が証紙である場合が多いです。
着物であればなくても買い取ってもらえますが、喪服の場合は状態次第で買取NGとなってしまうケースがあります。
喪服が本物であることを証明するためにも、ノーブランド品以外は必ず揃えて買い取りに出しましょう。
よくある質問
最後に、喪服の買取を検討している方から頂いたご質問に回答していきます。
「こんなケースでは売れるの?」という質問が多かったため、ケースごとに紹介していきます。
同じような疑問をお持ちの方は、是非各回答をチェックしてみてください。
セカンドストリートでも喪服の買取をしてくれる?
セカンドストリートでは、喪服が買取対象外となっています。
メンズ・レディース共に、ホームページの「買い取りできないお品物」で和服が掲載されております。
また、洋服もカジュアルで安価なものが多いため、格式の高い洋装喪服についても買取対象にはなっておりません。
喪服の買取を依頼したい場合は、買取専門業者に依頼することをおすすめします。
フリマサイトやリサイクルショップなどと比較してより高く喪服を買い取ってくれる可能性がありますよ。
ポリエステルなどの化学繊維の喪服も売れる?
化学繊維でできている着物は、喪服に限らずお値段がつかない傾向があります。
元々のお値段が安いこともあり、わざわざ中古を買わずとも新品の喪服を安価に手に入れることができるからです。
市場にも多く出回っているため、購入に苦労することもありません。
化学繊維は着崩れしやすく、通気性も良くないといった欠点もあり、そもそも選ばない方も多いです。
場所を取って邪魔な場合は、ザ・ゴールドのような無料引き取りサービスを行っている買取業者に依頼することがおすすめです。
どうしても化学繊維の喪服を売りたい場合は、フリマサイトやオークションサイトに格安で出品してみましょう。
気長に待てば少しばかりの臨時収入になるかもしれません。